トップ対談 Top interview

今、錦戸電気はどのような成長段階にあると考えていますか?

まだまだ発展途上です。自分が社長を引き継いで6年ですが、引き継ぐ前は完全なトップダウンの会社でした。それはそれで良いと思うのですが、その時以上に会社を大きくするためには、一人ひとりが責任感を持ち、主体的に成長してもらうことが必要だと考えました。そのため、ボトムアップ型経営に切り替えることを決意しました。ボトムアップ型経営の推進を初めてまだ2年しか経過しておらず、まだまだ道半ばです。常に組織が成長し続けるためには、新陳代謝機能を備えることが必要です。能力のあるベテラン社員が現役で活躍してくれているうちに、次世代育成にも取り組みたいと考えています。

成長を加速させる取り組みとして力を入れているのは
どのような取り組みですか?

社員教育です。特に「錦戸プライド」をしっかりと身に着けてもらいたいと思っています。「錦戸プライド」とは、簡単にいえば、地域No1であることに誇りを持ち、No1としてふるまうことです。周りからも常にNo1として見られているわけですから、常に自分や会社がどのように見られているかを客観的に見て、錦戸電気に求められている仕事や働きぶりを高い水準で追求してもらいたいです。

掲げている目標について教えてください。

グループ年商30億円です。30億円を達成すれば、道内で売上ベスト10の企業になれると見込んでいます。そのためにもM&Aを進め、錦戸電気単独では達成できない目標を掲げ、グループ一丸となって達成できればと思います。

目標を達成するために、どのような人材を必要としていますか?

同じ目標に向かって協調性を発揮しながら一緒に並走してくれる人ですね。あとは、明るくコミュニケーション力がある人も貴重な人材です。自分自身の明るさで人を惹きつけ、周りを巻き込めるような人物が理想的です。現場代理人でも職人でも、自社の人間はもちろん複数の協力会社の社員さんと一緒に仕事をしますよね。地域No.1である錦戸電気社員は、周りからも相応の力を発揮することを期待されます。リーダーシップを発揮する立場として頑張ってもらいたいです。

理想の人材とともに、どのようなチーム、組織をつくりたいですか?

まずは入社したら、それぞれの部署、立場でNo1を目指してほしいですね。例えば新入社員だとしても、地域の他の会社の新入社員と比べてトップクラスの実力を持って欲しい。その集合体が錦戸電気という組織でありたいと考えています。

仕事と家庭の両立がモットーだとお伺いしました。
実際に社内ではどのような指示、働きかけをしていますか?

家族行事を休むのは許しません笑。たとえば、社員の子供の運動会や参観日の予定を聞いて、休みを申請していないと申請するよう促します。社員の家族構成もすべて頭に入っていますから、どんなタイミングで家族行事が発生するかわかりますね。今では家族行事に休むことは当たり前になってきたので、以前ほど口うるさく指摘する機会も減りました。日常的に社員と家族のことを話せる関係性をつくることを重要視しています。

社長が考える、錦戸電気の強みとは?

一点目は、「個の強い部分をみんなで伸ばす」
例えば、現場が好きならずっと現場で働いてもらってOKです。現場から代理人に挑戦したい場合もOK。経理で入ったのにも関わらず、現場が向いているのではないかと転身し、10年活躍している社員もいます。自分の強みを発揮できる環境を積極的に探してください。

二点目は、「なんでもチャレンジさせる」
本人がやりたいことなら全力で会社としてサポートします。他部門の仕事をやってみたいと言ってくれれば任せますし、本人の現在の実力では難易度が高いと思われる案件でも、本人がやりたいと強く思うのであれば喜んで任せます。もちろん会社としては全力でサポートやケアをしますよ。

三点目は、「個人プレイにはさせず、チームワークで課題解決をする」
例えば1つの現場でトラブルが起こったとき、ほかの現場を担当する社員が、何も言わなくても手伝うために自然に集まってくるのが錦戸電気です。助けてもらったら恩返しするという精神が自然と根付いており、むしろそれが当たり前と感じる社風です。

最終的に、錦戸電気をどのような会社にしたいですか?

ボトムアップ型経営が完成したら、経営を良くするための新しいアイデアが、社員のほうからどんどん溢れてくるような環境を実現したいです。サッカーでいえば、自分は監督として組織経営の方針や計画を立てますが、試合に臨む選手は試合のなかで自分の判断で最善を尽くしますよね。錦戸電気というチームは、選手一人ひとりがそのような最善を尽くせるNo1プレイヤーであってほしいし、チームをよくするために監督に積極的に意見をいえるような選手たちであってほしい。そんなチームを実現するのが、私が考えるボトムアップ型経営です。